北海道千歳市 Sさん
カントリーログハウス / 延床面積144.75m2 / 3LDK+ロフト / [ BESS札幌 ]
北海道千歳市 Sさん
カントリーログハウス / 延床面積144.75m2 / 3LDK+ロフト / [ BESS札幌 ]
北海道千歳市内のゆとりある分譲地に建つ大型のログハウス。ゆるやかなカーブを描くアプローチと鮮やかな芝生が印象的なS邸では、いつも笑いが絶えず、楽しげに暮らしていらっしゃいます。
北海道に転勤となり、その豊かな大自然に魅了され、家を建て定住することにしたSさんご一家。
もともと登山とスキーが大好きなご主人にとっては、山に近いことが定住の決め手のひとつだったようです。「そろそろ家でも」と考えられ、いくつかハウスメーカーの展示場に足を運ばれました。そんな中、初めて訪れたBESSの展示場で、リビングの上が全部吹き抜けという自分のイメージどおりのプランに遭遇。「これがいい」と即決され、同時に土地探しを開始、そこからはトントン拍子でログハウスの建築が進んだそうです。
もともと小中学校時代を木造校舎で過ごしていたご主人は、冬は石炭のストーブで牛乳を温めたりといった懐かしい思い出もあり、建てるなら木の家と考えられていたそうです。
寒さが厳しい北海道では、一戸建て、集合住宅を問わず、高断熱・高気密、24時間セントラルヒーティングが当たり前。でも、「昔は寒いときには、ズボンやセーターで過ごすのが普通でしたよね。」というご夫妻は、自然と過ごすシンプルな生活を選ばれました。
帰宅後部屋が暖まるまでしばらくかかりますが、薪ストーブの暖かさを実感。
「薪ストーブはとにかく暖かく、炎を見ている時間もいい。」「それに結露が一滴も起こらないのはすごい。」と、木の家の暮らしを満喫されているご様子です。
リビングの上がまるごと吹き抜けというイメージどおりのモデルでしたが、ご夫婦はさらに自分たちのこだわりを反映しました。
玄関の腰壁を天井まで伸ばし独立型玄関に。これはプライベート性を重視するだけでなく、防寒対策としても効果があったそうです。
また、家具や照明、カーテン選びもお二人のこだわりが。ショールームに何度も足を運び、家具は無垢材で無塗装の家具を竣工にあわせてオーダー、カーテン選びも何度も柄を確認してから決めました。
「照明が一番大変でしたね。ログハウスに似合うものがなかなか見つからず、海外のものをインターネットで集めたりもしました。」
そして、リビングを囲むように設置したスピーカー。
ぶ厚い無垢の壁が適度な残響性で音をまろやかにするため、ログハウスは音楽鑑賞にも相性が良いようです。
ご夫婦で、大好きなジャズを心ゆくまで、楽しまれています。
リビングに入って驚くのは、梁にブランコが吊ってあること。
知人からの竣工祝いのプレゼントだそうです。縄は馬具としても使用する頑丈なもので、大人が乗ってももちろん大丈夫。
子供達は二人ともブランコが大好き。お父さんの膝に乗ったり、足の上にうつ伏せに寝転がる“飛行機”をしてもらうため、時にはお父さんを取り合ってしまうとか。
その他にも縄をよじ登ったり、回転したりと、子供達の格好の遊び場です。この日も家族みんなの笑い声と笑顔が広がっていました。
「ここの家の子供になりたいって、大人からもよく言われるんです。」と奥さま。
吹き抜けの梁を超えるまで育ったゴムの木も含め、ご家族みんながのびのびと開放感にあふれています。
週末は、庭いじりや、家の手入れなど、いろいろと楽しまれているそうです。ご主人は手作りの家具を作ったり、奥さまはケーキを焼いたり…。
デッキの塗りかえは、お子さんも一緒に参加したそうです。
「失敗してもそんなに気にならないし、どんどんやらせています。」家の手入れも楽しみになる、家族みんなで家を育てていく、そんな健康的なご家族でした。