岐阜県多治見市 Sさん
カントリーログハウス / 延床面積110m2 / 3LDK+ロフト / [ BESS東愛知 ]
岐阜県多治見市 Sさん
カントリーログハウス / 延床面積110m2 / 3LDK+ロフト / [ BESS東愛知 ]
岐阜県多治見市。この町の住宅街に忽然と姿を現すのが、Sさんご夫妻ご自慢のカントリーログハウスです。
「BESSの展示場めぐりが、結婚前の私たちのデートコースでしたね」と笑いながら話してくれたのが、オーナーのSさん。
いくつもの展示場に何度も何度も足を運ぶうちに、お二人にとっての夢のカタチが、少しずつ具体的に見えてきました。
それは、結婚してBESSのログハウスを建てること!
「それから2年後には結婚しましたが、ログハウスを建てるまでには、さらにもう5年かかりましたね」
もともとログハウスに特別な思いを抱いていたのは、奥さまのほう。
子どもの頃、家族でよく出かけたキャンプ場に、とても雰囲気のいい山小屋があって、いつかは泊まってみたいと思っていたとか。その思いがいつしか、ログハウスへの憧れに変わっていたのだそうです。
BESSのログハウスと出会ったのはまったくの偶然。結婚前、ドライブデート中に通りかかったBESSの展示場で、「昔見たロッジみたい!」と入ってみたのがカントリーログハウス。するとご主人も「いいね!」と一目惚れ。
「木の自然な質感は以前から好きでしたが、展示場のログハウスは建てて何年も経っているせいか、床も壁も実に味わい深くて、癒される感じがすごく良かった。『BESSの暮らしを体感していただきたいので、ご自由にご覧ください』というBESSさんの営業スタイルにも好感を持ちましたね」
BESS展示場に行くと癒される。だから何度も遊びに行く。そこからお二人が夢を紡いでいった過程は、冒頭でご紹介したとおりです。
BESSのログハウスを建てよう。この、結婚前からの「ライフプラン」に、いつの頃からか、もうひとつサブプランが加わります。
「展示場に何度も遊びに行くうちに、スタッフの方とも自然と仲良くなりますよね。それで、試しに薪ストーブの着火をやらせてもらったら、この『火遊び』にすっかりハマっちゃって。薪が燃える炎を見ていると、何時間でもぼーっとしていられるんです。それでいつの間にか、薪ストーブもログハウスとセットで考えるようになりました」かくしてSさんのログハウスには、この魅惑の暖房器具が導入されることに。
「薪ストーブがこんなに暖かいだなんて、本当にびっくりです」と、奥さま。「遠赤外線効果っていうんですか、体の芯からぽかぽか温まるんです。これまでの生活と決定的に違うのは冬の朝。前の晩から家全体が温まっているので、朝起きるのが全然ツラくありません」「だからウチは家族3人、冬でも裸足なんですよ。裸足のほうが気持ちいいから」とご主人。足の裏で木肌の感触が楽しめるのは、ログハウスに暮らす特権のひとつなんだとか。
「夜、照明を落して、ストーブ前の床に夫婦で寝転んで炎を見ていると、とっても幸せな暖かさに包まれて、そのままふっと『寝落ち』します。
これが最高に気持ちいいんですよ」と、奥さま。こうした癒し効果も、薪ストーブの魅力のひとつでしょう。
ここで、簡単に作れるS家冬の定番スウィーツのご紹介。
サツマイモを濡れた新聞紙とアルミホイルで包み、ストーブの隅のほうに放り込んでおくと、約1時間でホクホクの焼き芋に。
あとはその上に濃厚バニラアイスをのせて出来上がり。
こうして、念願だった「ログハウス+薪ストーブ」の暮らしを手に入れたSさんご夫妻。暮らしぶりはどのように変化したのでしょうか。
「以前は車いじりが趣味でしたが、いまでは家いじりが楽しみになりましたね」と、ご主人は目を細めます。
この家に住むまで、DIYにはまったくの無関心だったというご主人。きっかけになったのは、薪ストーブでした。
憧れの薪ストーブライフを維持していくには、大量の薪が必要。そして大量の薪を備蓄しておくには、薪棚が要る。
そこで一念発起して、入居1年目から薪棚づくりに挑戦したんだとか。
「DIYは未経験でしたが、ネットで検索すると、薪棚の作り方が寸法まで詳しく載っていました。
その通りにやったら、わりと簡単にできちゃって。あれ、DIYって意外に面白いぞ!と思いましたね」
以来、薪棚をせっせと増築しつつ、庭木の手入れ、草むしり、薪割りと、休日は家に手をかける時間が大幅に増えたそうです。
一方、奥さまがいま夢中になっているのは、インテリア雑貨のDIY。
1年前、インテリア写真の共有サイトをネットで知り、見知らぬ人と情報交換するうちに、「作ってみよう!」と思い立ったのだとか。「自分でデザインしたロゴのステンシル(型)を作って、いろいろなものに絵や文字をプリントするのが楽しいんです。
カレンダーを作ったり、オリジナルラベルを小物に貼ったり。 手作りのものを部屋に置くと、その空間だけ、ちょっと自分らしくなったような気がする。ささやかな達成感を感じています」
そうやって自作の小物を飾るうちに、奥さまは改めて気づきました。 この家の無垢材の壁は、さまざまなテイストのインテリアと合わせやすいことを。 特に、自分の好きなアメカジ風のインテリアとは相性抜群! この家で暮らすようになって、インテリアを飾る楽しみを知ったと奥さまは言います。
子どもの頃から山小屋にずっと憧れていた奥さま。天然木のぬくもりに癒されたいと思っていたご主人。そんなお二人がカントリーログハウスを選んだのは、ある意味、必然だったのかも。しかし、お二人に言わせれば、この家を建てたことがゴールではないんだとか。
「二人とも、BESS展示場で見たログハウスが理想です。年代を経た木の家の、独特の味わいがあった。それに比べて、我がログハウスは木肌の色も白っぽいし、まだ新しい。すべてはこれからですね。いかに味のあるログハウスにしていくか。日々暮らし続けることで、家を自分好みの色に仕上げていく。これはなかなか楽しい作業ですよ」
経年変化が味わいに変わる。
それは、この家が無垢材でできていることに愛着を持って暮らしているからかもしれません。
「たとえば、普通のフローリングの床に物を落して傷を付けたら、その傷を見るたびに『あ〜』と落ち込むでしょう。でもこの家だったら、むしろその傷は我が家の歴史であり、味わいになる。実際、我が家の床はすでに傷だらけですが、その傷さえ愛おしく思えるんですよ」
さて、Sさんのログハウスはこれから先、どんな味わいを醸し出していくのでしょうか。