No. 05

玄関ハンドルは医療用

荷物で手がふさがっていても、このハンドルなら腕を挟んで引っ張ればOK。出るときは、押せば開く仕組み。
医療用で開発されたハンドルだけど、シンプルで使いやすく、しかもかっこいい。
住宅用ではないハンドルを採用するのも、装置たる所以です。

ここだけの秘話

玄関ハンドル

開発の裏にあるのは”ワンダー”な物語。

「ワンダーな毎日を創りたくなる装置」を目指して開発されたワンダーデバイス。“ワンダーな毎日”というからには、日常のちょっとしたところにも“ワンダー”なことが織り込めないかと開発陣は考えていました。「ドアノブも普通じゃ面白くないよね」・・・そんな思いがアイテム探求に発展します。行きついたのは、病院などで使われていたドアハンドル。看護師さんが手を使わずともドアを押してガチャっと開けられます。病院とは異なりますが、BESSの暮らしは外とのつながりが大事で庭やデッキで作業するのに「ガチャっと押して開けられる」玄関ハンドルは最適。20年前の開発時、これを住宅用に採用しているケースは見たことがありませんでしたが、迷わずに採用。

「装置」開発は既成概念の外側を歩くことで生まれるのです。