おおらかな木の家には
人の生き方を変えるチカラがある(ような気がする)。
そこで、木の家に 住んでいる人にこんな質問を。
「木の家に住む前と、住んでいる今。 なにか、変わりました?」

麦畑のなかの一軒家を満喫しています

茨城県

Sさんご家族 前編

Sさんご家族

夫・善紀さん、妻・麻衣子さん、長男(8歳)、長女(5歳)の4人暮らし。
2022年にWONDER DEVICEを新築。

「きのいえ以前。ずっと東京で暮らすつもりでいました」

木の家に住む前は、どんな暮らしをされていましたか?

善紀さん:都内で多国籍料理のカフェを営んでいて、住まいは集合住宅でした。近くに隅田川が流れていて、街の雰囲気もよくて、環境は気に入っていたんです。

麻衣子さん:1Kのコンパクトな集合住宅でした。そのときに長男が生まれて3歳になるまではそこで暮らしていたんです。

善紀さん:でも、僕の母が急に倒れてしまって。家業をしているので、僕たち夫婦が帰るしかないってことで、カフェは弟にお任せして茨城の実家に帰ってきました。ずっと東京で暮らすつもりでいたので、大きな人生の転機でしたね。

麻衣子さん:夫の実家は、最近建て替えた広い平屋なんです。そこで、義母も一緒に私たち家族で生活をしていました。途中で長女を妊娠したこともあり、将来のことを考えると手狭だね、となって。それで、実家の隣の敷地を買って家を建てることにしたんです。

インテリア好きな夫妻。「賃貸で暮らしていたときはできなかったことを楽しみたい」と、本や雑貨、植物を飾る場所をあちこちにDIYした。ブックラックを兼ねた引き戸はBESSのオプションからセレクト。

「きのいえ以後。麦畑のなかの一軒家を満喫しています」

なぜ木の家を選んだのですか?

麻衣子さん:家を建てることがあまりにも想定外で、家づくりってどうしたらいいのかまったくわからなくて。モデルハウスを巡るなかで、子どもの頃ログハウスに憧れていたことを思い出したんですね。それで、ネット検索してBESSのことを知りました。「自由に見てください」という展示場のスタイルや、おおらかな営業の方とも相性が良くて、家のデザイン、コンセプトもそうですが、BESSというブランドが好きになったんですかね。

周囲は麦畑。秋からは蕎麦が植えられ、9月には一面が白い小さな花畑になる。この見事な眺めの庭で、毎週末のように友人、親戚を招いてバーベキューを楽しむ。

戸建てのいいところはどこに感じますか?

善紀さん:庭とデッキですかね。がんばって芝生を貼ったんですよ。朝、息子と庭でドッジボールをやってから、それぞれ仕事と学校へ行ってます。息子も友達を連れてきては、ウッドデッキをドッジボールのコートに見立てて遊んでいたり、庭で何かしら自由に遊んでいます。

麻衣子さん:この庭は、都内に住んでいたら絶対にできなかったことですよね。引っ越しは想定外でしたけど、楽しいことが増えました。夫が料理好きなので毎週末、友人や親戚が遊びに来てはバーベキューしたり、コース料理を作って出したり。「夏祭り」をテーマに、子供たちははっぴを着てボールすくいとか屋台のコーナーを作ったり、真剣に家で遊んでいます。ほぼ毎週末、人が集まっているかな。

リビングの天井にオプションで取り付けたうんていで遊ぶ長男。家の好きなところを聞くと「2階があるのがうれしい」。それをうけて「初めて聞いた!」と麻衣子さん。

麻衣子さんの趣味・手芸のための部屋。階段下に位置する収納には本棚を置いて、子どものための漫画部屋に。秘密の部屋のようで、兄妹も大好きな場所。

茨城県 Sさんご家族 後編

WONDER DEVICE

WONDER DEVICEは、暮らしを楽しむための装置。