畑仕事を楽しんでいます。季節を肌で感じる暮らし
Tさんご家族
エリア:神奈川県
シリーズ:COUNTRY LOG
家族構成:2人
40代で心機一転。ログハウスへの憧れを叶えました
転勤が多い仕事の関係で、日本各地を転々としていたTさんご夫婦。「この前は能登に住んでいたのですが、40代からの家や暮らし方を考えるようになり、5年前に退社して妻の実家の隣に引っ越すことを決めました」と夫の嘉臣さん。
ログハウスに住みたいと漠然と思っていたところ、ネットで飛び込んできたBESSの家に興味をもち、早速BESSの展示場LOGWAYへ出かけたという。
「カントリーログに心奪われました。木の温もりや佇まい、またデザインも好みでした。街に馴染む感じもいいなと思って。」と妻の祐美さん。
おふたりともすぐに気に入り、家づくりをスタート。2階は部屋を設けずひと続きの空間にし、洋裁が趣味だという祐美さん念願の作業スペースをつくった。
「うちは仕切る必要もないかなって。オープンなのが気に入っています。」と嘉臣さん。2 階にソファとテーブルを置き、好きな音楽を掛けて至福の時間を過ごす。
古道具やアンティークが好きだというふたり。無垢材のテーブルなどの家具もこの家にマッチしている。自分たちのお気に入りの物を厳選し、オープンな棚や壁に飾りながら収納する。
「見た目もありますけど、実際、見せる収納は使いやすいんですよ。すぐ取れるので楽です(笑)」と祐美さん。家や家具を使いこなし、自分たちの使い心地の良い暮らしを自然体で実現している。
畑仕事や薪ストーブ料理。手作りを楽しんでいます
この家の特長はまわりが畑であること。祖父の農地を譲り受け、季節の野菜や蜂蜜を育てている。「ここに住むまで、畑はほとんどやったことがありませんでした。最初は慣れない作業で大変でしたが、やりはじめたら楽しかったですね。」
今では、スーパーで見かけるような野菜はほとんど自分たちの畑で育てているという。広大な農地は、ご両親や弟さんと一緒に管理しており、休みの日は夫婦揃って畑仕事だ。「家にデッキがあるのは便利ですね。みんなで作業ができて。」と祐美さん。
「自分達で育てた野菜のおいしさは格別です。また冬は薪ストーブでパンやピザを焼いて、日々の暮らしを楽しんでいます。薪の匂いや音も心地良くて。」
玄関脇には朝採れた野菜を売る棚を設置し、新鮮な季節の野菜が並ぶ。養蜂もしており、貴重なニホンミツバチを弟さんと一緒に育てている。
「雨の日もすごく良いんですよ。シトシトと降って静かで、その感じが好きです。」と話すお二人。今はやること、やりたいことがたくさんあって忙しいと笑う。理想の暮らしを手に入れ、充実した日々は唯一無二だ。
記事出典元:モノ・マガジン 2024/10/02号より加筆・再編集したものです
この記事の家
COUNTRY LOG
削り出しの無垢材を積み上げたCOUNTRY LOG(カントリーログ)。
剥き出しの本性で好きなように暮らしをつくればいい。