おおらかな木の家には
人の生き方を変えるチカラがある(ような気がする)。
そこで、木の家に 住んでいる人にこんな質問を。
「木の家に住む前と、住んでいる今。 なにか、変わりました?」

木の味わいがもっと好きになりました

茨城県

Aさんご家族 前編

Aさんご家族

夫・隼さん、妻・朋子さん、長女(1歳)の3人暮らし。夫婦ともに会社員で、キャンプが共通の趣味。2021年1月、隼さんの地元近くの茨城県内にWONDER DEVICEを完成させた。

「きのいえ以前。木の家に憧れていました」

木の家に住む前は、どんな暮らしをされていましたか?

隼さん:僕たちが結婚をしたのは2018年。妻とは共通の趣味、キャンプを通じて出会ったんですが、結婚してからは今と同じ市内の賃貸アパートで一緒に暮らしていました。僕はここが地元なんですけど、当時妻は千葉県に住んでいたので茨城県に引っ越して来てくれたんです。

朋子さん:元々茨城県出身なのですが、職場が千葉県だったんです。結婚を機にUターンをし、暮らし始めたのは2LDKのアパート。今の家より狭かったし、そこまで空間づくりに手をかけることもありませんでしたね。

現在の家の収納スペース。夫婦共通の趣味であるキャンプギアが並んでいる。

なぜ木の家を建てようと思ったんですか?

朋子さん:BESSで家を建てるというのは、暗黙の了解で決まっていたんですよね。

隼さん:そうそう。そもそも僕がBESSの家に憧れていて。キャンプが好きということもあって、木の雰囲気を感じられる家を建てたかったんです。古着も好きだったので経年変化を感じたり、自らメンテナンスしたりするのも楽しそうだなって。

朋子さん:建てて終わりにするのではなく、家に住みながら一緒に成長を楽しみたいと話していたんですよね。「手をかけるごとにかっこよくなっていく家がいいよね」って、2人の間でも意見が一致していたんです。

ショップのような寝室の一角。大好きなバブアーが木の家によく馴染む。

「きのいえ以後。木の味わいがもっと好きになりました」

空間づくりでこだわったところは?

隼さん:この木の家の雰囲気に合うように、古い家具やインテリアグッズを配置したことでしょうか。僕たち夫婦は古道具や古家具が好きなので、蚤の市で買い集めていたものや、古家具屋さんで新たに購入したテーブルなど置いているんです。

朋子さん:あとはグリーンもあちこちに置いてます。最初は私が好きで置き始めたんですけど、いつの間にか夫の方がこだわり出して(笑)。今では水やりや剪定などのお世話は全て夫が担当してくれています。

実際に木の家に住んでみて、いかがですか?

隼さん:娘がおもちゃを床によく落とすんですが、今はその傷や凹みさえもいい味になっていると感じています。もちろん、最初は気にしていたんですけど(笑)。やっぱり無垢の木だから、それさえもいい経年変化に思えるというか。

朋子さん:木の温かみや包容力がそうさせるんですよね。私は木の家の心地よさを日々実感しています。とくに住み始めた当初は家に帰るとふわっと木の香りがして、帰宅するのが楽しみで。今も1週間くらい家をあけて帰ると、その木の香りが感じられてちょっと幸せな気持ちになるんですよね。

隼さん:それ、わかるなぁ。あとは娘が生まれてからは、木の家にいる時間の楽しさが増しましたね。大きな吹き抜けがあって開放感たっぷりだから、家にずっといても居心地いいまま。無垢の木だから素足で歩くのも気持ちいいし、そこはアパート住まいとは違いますね。

茨城県 Aさんご家族 後編

WONDER DEVICE

WONDER DEVICEは、暮らしを楽しむための装置。