おおらかな木の家には
人の生き方を変えるチカラがある(ような気がする)。
そこで、木の家に 住んでいる人にこんな質問を。
「木の家に住む前と、住んでいる今。 なにか、変わりました?」

やりたいことで忙しくも楽しい毎日です

茨城県

Aさんご家族 後編

Aさんご家族

夫・隼さん、妻・朋子さん、長女(1歳)の3人暮らし。夫婦ともに会社員で、キャンプが共通の趣味。2021年1月、隼さんの地元近くの茨城県内にWONDER DEVICEを完成させた。

「きのいえ以前。小屋まで建てるつもりはありませんでした」

この木の家や暮らしの中で、気に入っているところは?

朋子さん:これまでのアパートでの暮らしと大きく違うのは、道路が突き当たるどん突きの場所にあって田んぼや畑に囲まれているから、とても静かで暮らしやすいところ。だから家全体がお気に入りですが、強いていうならキッチンですかね。夫が作ってくれた収納棚は便利だし、庭の畑でできた野菜を使って料理をできるのは楽しいです。

隼さん:家族で過ごせるリビングも、夫婦の趣味のキャンプギアを収納している部屋も、作業が捗る2階のL字カウンターもみんなお気に入りなんですが、庭に自分で作った小屋には思い入れがありますね。ここは完全に僕の趣味部屋なのですが、この家を建てていなかったら作っていなかったと思うので。

どんな思いで小屋づくりを?

隼さん:家を建てる前から、BESSの「小さく建てて、大きく暮らす」という考え方に共感していたんですよね。実際に木の家ができあがると、家の中や庭にも余白がたっぷりあるから、自分で遊びを加えてみたくなった。自由で楽しい木の家という自分の城ができたことで、「大きく暮らす」イメージがどんどん広がっていったんです。

庭の一角に建てられた小屋は、まるで秘密基地のよう。

「きのいえ以後。やりたいことで忙しくも楽しい毎日です」

木の家で暮らし始めてから3年ほど。一番大きな変化は何ですか?

朋子さん:私自身はそんなに変わっていない気がしますが、友達との交流は増えたと思います。それこそ庭でキャンプをしたり、家の中でゆっくり過ごしたり。どちらかと言うと、夫の方が変わった気がしますね。この家に住んでから、靴箱からキッチンの棚、すべり台、小屋まで何でも作るようになったので。

隼さん:そうですね。僕はこの家で暮らし始めてからDIYが忙しくて、1日があっという間に過ぎていきます。

冷蔵庫の隙間にフィットする棚やキッチンの収納棚など、ともこさんからの要望があれば隼さんがDIYするそう。

玄関の電柱やウェルカムボードも隼さんの手作り

この木の家を起点に、この先はどんな暮らしをしていきたいですか?

朋子さん:夫婦のこだわりが詰まった家なので、娘にも愛着を持ってここで暮らしてもらえたら嬉しいですね。家族が早く帰りたくなるような、安心できる場所であり続けられたらと思っています。

隼さん:僕はこの木の家で暮らし始めてから、創作意欲が刺激されて毎日が楽しい。忙しいけど、充実感でいっぱいなんですよね。だからこそ、この先もちゃんと手をかけていきたいと思っています。この先は娘と一緒に庭の畑で野菜を育てたり、木を塗装してメンテナンスしたりしながら、この家とともに成長していけたらいいですね。あ、ちなみに今は娘がもっとこの家を楽しめるよう、ジップラインを作ろうと考えています。

茨城県 Aさんご家族 前編

WONDER DEVICE

WONDER DEVICEは、暮らしを楽しむための装置。