おおらかな木の家には
人の生き方を変えるチカラがある(ような気がする)。
そこで、木の家に 住んでいる人にこんな質問を。
「木の家に住む前と、住んでいる今。 なにか、変わりました?」

手芸熱が再燃しました

茨城県

Sさんご家族 後編

Sさんご家族

夫・善紀さん、妻・麻衣子さん、長男(8歳)、長女(5歳)の4人暮らし。
2022年にWONDER DEVICEを新築。

「きのいえ以前。インテリアにはそこまで手をかけられなかった」

室内で気に入っているところは?

麻衣子さん:もう本当に全部(笑)。インテリアが好きなんですけど、賃貸に住んでいたときや、実家にお世話になっていたときは、そこまで自分たちの好きにできないというか、そこまでのパワーもないというか。今回は家具から家電まで、全部揃え直していいですよ、という状態だったんですね。なので、私が主導でいろいろと決めました。

2階フロアと吹き抜けの仕切りは、本来なら手すりのみ。「大工さんにお願いして2重にしてもらいました」(麻衣子さん)。結果として、本や植物を置けるような棚になり、ディスプレイを楽しめる場所に。

キッチンの壁の一部をピーコックブルーにペイントしてもらった。これも、麻衣子さんがカラーサンプルから一目惚れした色に。

麻衣子さんが一番こだわったという場所が洗面所。衛生面を重視し、シンプルに。

「きのいえ以後。手芸熱が再燃しました」

暮らし始めて変わったことはありますか?

麻衣子さん:もともと手芸、ハンドメイドが好きなんです。手芸部、美術部に入っていたし、大人になっても編み物や羊毛フェルトにはまってはいたんですが、仕事や子育てに追われて忘れていました。家が完成して、せっかくならやったことないものを作りたい、とマクラメ編みでタペストリーを作りました。

ピアノカバー、クッションもお手製。ブロックプリントの布にフリンジをつけ、トライバルな雰囲気に。

麻衣子さん:壁に穴を開けても気にならないのがいいですよね。この家に住むまで機会がなくて、DIYはほとんどしなかったんです。飾りたい絵があったり、ものを飾りたいから棚を作ったりと、DIYをすることが増えました。壁に穴があいても、子どもたちがなにかしても、木の趣きが増すような気がするので全然気にならないんです。リビングから庭を見たり、冬の寒い日にストーブを焚きながらアイスを食べたり、夕闇にランプが灯る様子を見たりしては、家の愛着が増して、毎日「最高だね」と言い合っています。

茨城県 Sさんご家族 前編

WONDER DEVICE

WONDER DEVICEは、暮らしを楽しむための装置。