Vol.06

あけっぴろげ

春の陽気に誘われて、先日、BESSの展示場に行ってきました。
どの建物も、玄関を入るとすぐにリビングで、とても新鮮な感じがしたんですが、でも実際に暮らすとなると、あまりにもあけっぴろげで、落ち着かないような気もします。
それに、個室も少なくて、全体的にスースーした印象です。その点、どうなんですか。

BIGFOOTBOY

 どうなんですかって、その通り、見たとおりだよ。もちろんアレンジプランでいかようにも間仕切りもできるけど、BESSがお薦めしているのは、ご覧の通りの“あけっぴろげ”な生活。その底流にあるのは、“つながっている”と言うこと。自然と、隣近所と、大きく言ってしまえば、社会と、つながっていること。だから、デッキからリビングまで大開口でひとつながりだったり、玄関を開けるとすぐリビングだったり(食事中にお客さんが来て、「あっ、お食事中?おいしそうなカレーですねぇ。」「よかったら、お呼ばれしていきます?」なんてやり取りも楽しいんじゃないかな)、2階のベランダから星空を眺めたり(お父さんが一人淋しくタバコをふかす姿はBESSの家には似合わないけどね)、家だけじゃなくて、BESS街区だって、塀や垣根を低くして、窓越しに道行くご近所さんと挨拶を交わしたり、子供同士が混ぜこぜになって行ったり来たりして・・・。
 ま、あけっぴろげと言えばあけっぴろげだよ。お堅いカタ向けの家じゃないことは確かだと思うよ。個室だって、部屋数増やそうと思えば、あっちこっち間仕切り壁立てて迷路みたいな室内にもできるけど(それはそれで楽しいかもしんないけど)、やっぱり家の中は、家族が何をしているのかみんなわかるような“スースー”風通しのいい関係の方が楽しいんじゃないかな。
 大きな吹き抜け越しに、「早く起きなさい!」「今日のご飯何?」「お風呂沸いたよ!」掛け声だけじゃなく、開放的な空間を紙飛行機やボールまで飛び交って・・・引きこもりの魔物なんて尻尾を巻いて逃げ出してしまうよ。

こんなあけっぴろげなBESSでよかったら、また遊びに来てよ。
これからますます季節もよくなるし、デッキでひなたぼっこしたり、天井からぶら下がったブランコに揺られて頭を空っぽにしたり、とことん“あけっぴろげ”を楽しんでいってほしいな。

「吐露byBESS」
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