「吐露byBESS」、啄木鳥通信で連載中!
この「吐露byBESS」は、BESSの季刊誌「啄木鳥通信」でも連載中です。
「吐露」のほかにも、BESSにつながる特集記事や、商品開発の裏話など、BESSの新たな一面が発見できる、読み応えたっぷりの記事が満載。全国の展示場で登録していただくと、毎号ご自宅にお送りいたします。ぜひ、お近くの展示場でお申し込みください。
Vol.10
詩を解説するほど野暮なことはないと思うんで、いちいち説明するのはカンベンしてもらいたいけど、最後の、「お前にとって家とは何なんだ?」――「天と地と、その間にたなびく天幕」のところ、ここだけは“吐露”させてもらおうかな。
世の中の家は「お城」から引き算してカタチにしてるんじゃないかな。「アレもあった方がいい、コレもあった方がいい」から出発して、結果、予算や条件に合わせて落ち着かせる。 ――BESSの場合は、「自由」から出発。「自由」といったら、規則やしがらみに縛られた人間なんかより、動物の方がはるかに自由だよね(おいらの風体もそれに近いってかい?)。だけど、人間は弱いから、まずは雨風さえぎる天幕ぐらいはいるなあ・・・草の上に寝転ぶのは気持ちいいけど、冬は寒いだろうしなあ・・・開放感はいいけど、周りからいつも見られるのはちょっとなあ・・・やっぱりトイレも・・・風呂にも入りたいしなあ・・・そんなちょっとずつの足し算を積み重ねて、積み重ねて、カタチにしてきたのがBESSの家。だから、吹き抜けがあったり(大空の代わり)、天窓があったり(家の中に星空!)、屋根裏部屋があったり(心地いいねぐら)――ちょうど、人間が動物だったころのシッポのなごりとして尾てい骨があるように、BESSの家にも天幕時代のシッポがそこここに残っている。そんな(もう戻れないだろう)「自由」への郷愁の思いをこめて書いたのが、「BESSの
家と詩と何か関係があるかって?――カッコつけて言わせてもらえば、詩がない家なんてただのハコだね、おいらそう思うよ。
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