「吐露byBESS」、啄木鳥通信で連載中!
この「吐露byBESS」は、BESSの季刊誌「啄木鳥通信」でも連載中です。
「吐露」のほかにも、BESSにつながる特集記事や、商品開発の裏話など、BESSの新たな一面が発見できる、読み応えたっぷりの記事が満載。全国の展示場で登録していただくと、毎号ご自宅にお送りいたします。ぜひ、お近くの展示場でお申し込みください。
Vol.11
いわゆるログハウスファンには悪いんだけど、BESSはログハウスだけをやりたかったわけではないんだよね。なんか面白いものないかなあと探していて、たまたま出会ったのがログハウスだったっていうこと(ずいぶん前の話だけど)。もちろん、ざっくりとしたラフな感じや、木のぬくもり、そして、太い材を横に寝かせて組み上げるという、なんとも原始的な造りに、遊び心を刺激されたのは事実だけど、だからと言って、「ログハウス命」だとか、「ログハウスかくあるべし」だとか、そんなコチコチな頭ではゼンゼンなくて、「ログハウスもいいよね」ぐらいの、ログハウスファンからは「ゆるい」とオコられそうな、まあ、それぐらいのスタンス。だけど、そんな“ゆるい”スタンスだから、ワンダーデバイスも「程々の家」のも生まれたと思っている。(ワンダーデバイス創ったときは、本当に顰蹙買ったなあ、「ログ屋のくせに、ガルバリウムなんか使って」って――だから、ログ屋じゃないって!)
で、BOLLOX。おっしゃる通り、やりたい放題やらせてもらってますよ。OSBあり、合板あり、おまけに、新築なのに室内を未塗装で引き渡したり・・・ログハウスの常識、家の常識に挑戦!!――って言うほど、気張ってもなくて、「楽しい暮らしってどんな暮らしだろう?」って思いを広げたとき、自分の家なんだから自分で仕上げたら楽しいよね、そのとき、ピカピカの壁や天井よりも、ざっくりラフな材料の方が、思いっきりペンキ塗れてもっと楽しいよね、という、BESSとしてはごく自然な発想。(ムラがあっても、ペンキをぶちまけても、色が飽きて二度塗りしても、ラフな材料だから、なんでもOK。)――だけど、家の躯体は本物のログ。分厚くて、頑丈で、住むほどに味わいが深まる天然の木。“本物”と“楽しさ”のいいとこ取り、それがBOLLOXのココロ。
材料が最初にあるんじゃない。「どんな暮らしがしたいか」が最初にあって、
「その暮らしのためにはこの材料」っていう発想。
――筋金入りのログハウスファンの皆さん、ゆるくてゴメンね。
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