年間1万棟やっているトコロと、24年で1万棟のトコロと、一緒にしないでほしいな。おんなじ1万棟でも、1万棟の重みが違うよ。だから、1万棟記念●●なんだよ。フェスタなんだよ。(大手じゃ、1万棟ぐらいでお祭り騒ぎもできないだろうから、かわいそうな気がするな、ゴメンよ）。自慢じゃないけど、BESSは年間4棟から出発したんだよ。それが、24年の歳月とともに1万棟・・・おいら、目をつぶって想像するんだ。1棟に家族4、5人で暮らしているとして、1万棟でざっと5万人。5万人といえば、東京ドームが満杯だ、それもスタンド席だけでなく、アリーナ席も入れて。（きょうび、東京ドーム満杯にできるアーティストなんて数えるほどしかいないよ、別にBESSはアーティストじゃないけどね）。5万人の中には、生まれたばかりの赤ん坊もいれば、元気な子供たち、中学生、高校生、大学生、勤労青年、新婚夫婦に熟年夫婦、職業も趣味もいろいろ、5万人の人達に5万人の生活があって、たぶん、5万人ともなると、共通項はただひとつ、「BESSの家に暮らしてる」ってこと、ただそれだけでつながっている。――東京ドームのステージの上に立って、見渡す限り、海のように広がるアリーナ席から、はるかスタンド席の奥まで、ぶわーっとBESSの家に暮らしている人たちがいて、「カントリーカットログハウスのひと～」「ドームハウスのひと～」「ワンダーデバイスのひと～」と呼びかけると、こっちでワーッ、あっちでワーッと声が上がる。思わず、ステージの上から、RCサクセションの「愛し合ってるか～い？」じゃないけど、「こころを遊ばせてるか～い？」って掛け声を掛けたくなるような、これぞ、まさにフェスティバル！　24年前、路上で、マイクもなく地声で歌っていたミュージシャンが、今、東京ドームのステージに立ちました！（←オイ、起きろ、なにとぼけた夢見てんだ？　いつからミュージシャンになったんだ！ボカン！）　あいて、て、て、っと・・・　お、大手はどうか知らないけど、1万棟達成って、BESSにとってはそんな一大記念イベントなんだ、1万棟ってのは1回しかないからね（ま、どの数字も一緒だけど）。1万棟、サンキュー、これからもヨロシク！（ボカン！！）

大手がどうだこうだなんて関係ないね、これからもBESSはBESSの道を大手●●を振って歩いていくよ。