「吐露byBESS」、啄木鳥通信で連載中!
この「吐露byBESS」は、BESSの季刊誌「啄木鳥通信」でも連載中です。
「吐露」のほかにも、BESSにつながる特集記事や、商品開発の裏話など、BESSの新たな一面が発見できる、読み応えたっぷりの記事が満載。全国の展示場で登録していただくと、毎号ご自宅にお送りいたします。ぜひ、お近くの展示場でお申し込みください。
Vol.19
ローリングストーンズの「黒くぬれ!」っていうのはおいらが一番最初に買ったレコード(当時はまだアナログのドーナツ盤)だけど、タイトルからしてカッコよくて、明るい優等生のビートルズに対して、ダークな不良のストーンズ。音楽だけじゃなくて、そのルックスや言動も、常識や体制に“NO!”と突きつけるような異端性がトンがってて、反抗期の入り口にさしかかったおいらにとって、まさに内なる思いを体現してくれる存在、シビれたもんだったな。ダークだからカッコいい、それを象徴的に表現した曲が「黒くぬれ!」だった。
「程々の家」も、「良い新築住宅の条件=明るさ」みないな常識があるんだったら、異端
せっかくの新築なのに、なんでわざわざあんなに暗くするのかって?ほの暗さゆえのしっぽりした落着き、安らぎ、奥ゆかしさ。深い軒や格子戸をかいくぐって忍び込んでくるほのかな光の色っぽさ。不良がいるから優等生もホメられるように、影があるから光も引き立つんだよね(世の中の優等生、感謝してくれよ!)。
だけどワンダーデバイスは部屋中ぐるりと明るいじゃないかって? 確かに外の光を全面で採り入れるフルオープンサッシュのワンデバや、大きな窓から陽がさんさんと降り注ぐあきつログハウスもある。明と暗。ビートルズ好きもいればストーンズ好きもいる。家の好みだってさまざま。いろいろあっていいよね。――あっちもあれば、こっちもある。共通しているのは、「楽しい暮らしのための道具」ってこと、それがBESSの家だよ。
願わくは、「程々の家」のダークな色気がわかる不良がもっと増えればいいな、そうしたら世の中もっと面白くなるだろうから・・・タクラミというなら、それがタクラミかな。
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