Vol.32

“BESS丸”

住宅購入を検討していて、住宅メーカー各社の特徴を調べています。BESSでは、どんなことを大切に家づくりをしているのですか?

BIGFOOTBOY

 武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、織田信長・・・小説やドラマだけじゃなく、最近はアニメにゲーム、はたまた「イケメン武将」や「武将萌え」とかいう言葉まで生まれて、戦国武将ブームが盛り上がってるみたいだね。地元には史跡めぐりの歴女も増えて、思わぬ地方活性化効果も。武将の人気ランキングなんていうのもあって、それぞれのファンの熱い推薦コメントを背負って激しく競い合っている。拙者おいらのお気に入りは、来年のNHK大河ドラマに乗っかるわけじゃないけれど、一も二もなく、真田幸村でござる。関ヶ原の戦いの時、中山道を西に向かう徳川秀忠の大軍を、信州・上田城で迎え撃ち、その十分の一の兵力で散々に打ち負かした。大阪夏の陣で、真っ赤に染め抜いた六文銭の旗をはためかし、大将・徳川家康の本陣に攻め込んで、あわや!というところまで肉薄、奮闘した。そんな数々の武勇伝の中でも、その勇敢と豪胆さの真骨頂は、大阪冬の陣での活躍・・・時は慶長19年(1614年)、豊臣方が籠城した大阪城を徳川方20万の大軍がぐるりと包囲していた、ペンペン!出撃策を主張するも受け入れられなかった幸村、ならばと、防御手薄な大阪城の南方に、出城でじろ「真田丸」をり出させ、あえて敵側に狙わせて引きつけるという大胆不敵な作戦に打って出た、ペン! 出城といえば、「守り」が定石。対して幸村、「攻め」の拠点として、引き寄せた敵軍をバッタバッタと打ち倒した、ペンペンペン!
 り出すっていう意味じゃ、BESSも出城かな。世の中に“楽しい暮らし”を発信する“BESS丸”。効率・便利を第一に追いかける風潮が取り巻く中、六文銭じゃないけれど、緑に濡れるBESSの旗を打ち立てて、「BESSの家」という“楽しい暮らしの道具”を呈して問いかける。「もっと大切にしていいこと、あるんじゃない?」。物語じゃ、真田十勇士も大活躍。BESSの世界でも、原点のログハウスが幸村なら、やんちゃなワンダーデバイスは猿飛佐助(ウンテイやスベリ棒で軽業!)、渋い「程々の家」は霧隠才蔵(濃い板壁の向こうにドロン)、ツルツル丸いドームは三好清海入道(大空間で大暴れ)。どれも強くて楽しい仲間たち。そこに、土間や広縁デッキ小屋裏ロフトや吹き抜け・・・遊びごころあふれる無駄な空間が正々堂々、あられもなく広がっている。おまけに、蜘蛛の巣鞦韆スイングクライミング登りウォールといった、忍者もビックリの小道具ガジェットも。無駄な空間を舞台に、自工作DIY野外料理バーベキュー菜園ガーデニング、薪暖炉ストーブ(心まで温まる火炎の術!)、はたまた釣床ハンモックで昼寝・・・物語にも負けない、定石破りの楽しい世界が繰り広げられる、ペンペンペン!

・・・要するに一言でいえば、「住む」より「楽しむ」、コレでござるよ。

「吐露byBESS」
啄木鳥通信で連載中!

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