栖ログが気付かせてくれた心地良い家族の距離

Hさんご家族

エリア:神奈川県
シリーズ:栖ログ
家族構成:4人+1匹

住むことで発見したログハウスの可能性

Hさんファミリーは、引っ越す前は住宅街に新築で購入した一軒家にお住まいだったそうです。それを手放してのBESSへの引っ越し。今の家族構成は夫の大剛さん、妻の美津絵さん、そしてお子さん2人、猫1匹のご家族。そんなHさんファミリーがBESSの家に引っ越したのはいまから1年程前。選んだのは栖ログのM40でした。

外からの光が差し込むダイニングスペース。天気が良ければそのままデッキに出て、食事をすることも多いそう。

— そもそも、Hさんファミリーがログハウスに住みたいと思ったきっかけはなんだったのでしょう?

「僕はもともとBESSを知っていて憧れもあったんですが、妻にとってログハウスというのはキャンプ場のコテージというイメージで、住むものという認識はなかったんですよ」

選んだモデルは栖ログのM40。デッキの幅は拡張していて、デッキライフも楽しめるようにしています。

そんなときに訪れた転機が、美津絵さんの実家に行ったときに立ち寄ったLOGWAYだった。

「木の家はキャンプの時で良いでしょ、って言っていたんですけど、ずっとBESSの話をしていたので、1回付き合ってあげようかなくらいの気持ちでした」

その時に対応したスタッフが実際にBESSユーザー。
知識も豊富で、不安要素を次々と消していってくれたという。

「それをきっかけに妻のログハウスに対する意識が変わりましたね」

「子供にあたえるオモチャにしても木の物が多かったですし、木という素材そのものにはすごく興味があったんです。ただ、家として見た時に断熱性や耐震性、耐久性などに不安があったんです」

ところが、話を聞いていくうちに、ログハウスのもつ可能性にワクワクが止まらなくなった。
「東北の地震のときに展示場に建つどのモデルハウスも崩れることなく次の日には営業再開できたという話や、寒いエリアに住んでいても、薪ストーブがあれば冬でも半袖で過ごす人もいること、木が呼吸することで通常の住宅よりも湿気がこもらないことなど、実体験で話してくださったのでとても説得力がありました」

「僕としてもログに憧れていたのは見た目のワクワク感だったりしたので、こんなに建物としてのメリットがあるとは思ってなかったです」

自分流で拡張していける魅力溢れる栖ログ

— 栖ログを選んだ理由を伺ってみました。

「もともとはGログが良かったんです。ただ、気に入ったこの土地にGログが入らなかったんです」

でも、結果住んでみたら栖ログで良かったと思う点は多いそうです。

「家族との距離が近いというのは大きいですね。家のどこに居ても存在を感じることができます。子供が小さいこともあって、広い家よりも不安感は少ないです」

寝室兼プレイルーム。布団を敷いて、川の字になって就寝。

それにくわえて、自分で手を入れていける点も大剛さんにとっては、大きな魅力。
後から設置した棚などは、基本的に大剛さんの手作りのもの。使いやすい位置に適切なサイズ感でDIYしているので、まさに仕立てたような収まりの良さです。

「これもコンパクトだからこそ工夫したのかもしれません。大きな家だったら、適当に収納を置けば事足りますからね。でもこういう風に自分たち家族の使い方によって変化させていける点は、この栖ログをすごく気に入っている大きな理由でもあります」

収納方法を工夫することも楽しみのひとつ。カフェ板を丸ノコでカットして、L字金具で固定。

食器などは栖ログに引っ越すにあたってだいぶ処分もしたと言います。
暮らしだけでなく、持ち物に関しても自分たちが本当に必要なものだけに厳選していける良さがあるそうです。

「結果、狭さを感じることはないし、むしろ好きなものだけに囲まれた豊かな暮らしを送れると思うんですよね」

キッチンの食器棚もDIY。ここに収まらないものは増やさない主義。

美津絵さん的には、掃除が圧倒的にラクになったのも大きいと言います。

「細かい話なんですけどね。前の家って使っていない部屋がけっこうあったんです。そういう無駄な部分まで掃除しなきゃいけないというのは、けっこうストレスありますよね」

ゆくゆく、お子さんが大きくなった時には庭に小屋を建てて、そこを子供部屋にするという計画もあるそうです。
「そうやって住む人間とともに変化、成長していけるのも、BESSの家の大きな魅力だと思っています」

家で楽しむキャンプ時間

— 引っ越したことによる変化としては、どんなものがあったのでしょう?

「薪ストーブは大きいですね。もともとキャンプが好きで、楽しみ方もアクティビティというよりは焚き火を眺めながらのんびり過ごすことだったので、自宅でそれができるというのがなにより嬉しいですね」

家でもキャンプ気分を味わえるだけでなく、美津絵さんからすると、その暖房効果の高さにも驚いたそうです。

「暖かさの質が違います。家全体が温まってくれる感じで、それも木の家の良さなんだなって実感しています」

薪ストーブ関連の道具が吊り下げられたエキスパンドメタルは先輩BESSユーザーに作ってもらったもの。シーリングファンを取り付けることで薪ストーブの暖房効率もアップ。

基本的に家では冬も裸足生活だそうです。
最近では薪活も盛んにおこなっているそう。最初は斧で割っていたそうですが、こんど近所のBESSユーザーと共同でエンジン式の薪割り機をレンタルする計画もあるといいます。

「不思議なことに引っ越してきてからは食べるものもナチュラルなものを多く取り入れるようになりました。やっぱり環境って大事ですよね。ゆくゆくは、家庭菜園もやりたいと思っているんです」

共通の価値観で繋がるBESS用地の良さ

数あるログハウスの中でBESSを選んだ決め手はBESS用地の存在も大きかったそうです。

「検討段階から、同じエリアのBESSオーナーにいろいろと相談に乗ってもらえたのが大きいですね。土地勘もなかったので、通勤などにも不安があったんですが、実際に住んでいる方の話を聞くことで一気に解消されました」

そのときに実際に住んでいる家の様子や暮らしぶりとかが見れたのも、とても参考になったと言います。

「まったく知らない人たちの中に移住するんですが、BESSという同じ価値観の人が居るというだけで、すごく心強かったです。住んでからもすごく仲良くしてもらってます。子供同士も自然と仲良くなっていくのが親としては嬉しいですね」

ログハウスを建てる、という価値観の繋がり。それも込みでBESSは魅力的に映ったそうです。

ロフト空間は、子供が寝た後に夫婦で映画などを観るスペースに。採光窓も多く、明るさも十分。

「引っ越す前の家は比べものにならないくらい広かったんですが、栖ログに引っ越してからのほうが、家周りはもちろん、周辺環境も含めて生活がとても豊かになったと思います」

いつも家族の楽しそうな声が響いてくる、 “小さく建てて大きく暮らす”栖ログでの生活。
「やりたいことがまだまだたくさんあります!」と言う楽しそうなお二人の姿が印象的です。これからもどんどん進化していきそうな、そんなワクワク感で溢れていました。

この記事の家

栖ログ

小屋でありながら、本物のログ。
今までと全く異なる平小屋(ひらこや)という新分野。
大空を飛ぶ鳥のように、自由で、軽やかな暮らしのための「栖(すみか)」です。

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