ログハウスの歴史

世界最初のログハウスは3500年以上前に出現!

ログハウスの起源

人間が住むための建物を造る場合、その場所にいかに建築をするための資源があるかが、重要になってきます。日本は現在でも国土の約67%が森林というほど木が豊富な国でしたから、木の住宅が発達してきたものです。そのように木が豊富な場所は木の住宅が、石が豊富な場所は石の住宅が発達してきたわけです。地球は、有史以前から森林に覆われていましたから、丸太を使用したログハウスは、かなり以前から造られていたようです。森の樹木を伐採して開拓していく時に、伐採した丸太をそのまま利用できるログハウスは、手斧に槌などの最低限の工具で組み立てられることも魅力でした。道具がない時代には、実に合理的な建築物であったといえます。
そのため、ログハウス構法は世界の広範囲の地域で生まれ、現在も世界各地にその遺構が残されているため、ログハウス構法の発祥地がどこであるかは諸説あり、はっきりしていません。しかし、バルカン半島のユーゴスラビアには、紀元前1500年頃にログハウスが建てられたことを証明する遺構があり、現在では、これが確認できる最も古いログハウスといわれています。少なくとも3500年以上の歴史があるログハウス。合理的で耐久性も高い建物だったからこそ、長い間、愛され続けてきたのです。世界各国でどのようなログハウスが建てられていたのか、ご紹介していきます。

世界各国のログハウスの歴史をご紹介

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