No. 13

開かずの窓

ワンダーデバイスの窓は、統一されたサイズの縦長窓による外観デザインが特長。外観デザインから考えられた窓サイズ、ということでもあります。しかしその中に1枚だけ異なるサイズの窓があります。それが、ピクチャーウィンドウ。
大きな青空や遠くの緑が絵のように眺められる、という役割。採光はしますが開ける機能はなく、通風には貢献しません。
それでも、毎日の暮らしに日々変わる“絵”がぜいたくをもたらしてくれます。窓としての機能で考えたら、ムダ使いなところもある窓。だから、装置なんです。

ここだけの秘話

均一な窓は、ログハウス由来。

ピクチャーウィンドウ以外でワンダーデバイスに使われる窓は、基本的に均一サイズ。
しかも細長い縦すべりだし窓で、あまり大きくない。
外観のデザインから考えると均一サイズの縦長窓は美しさをつくり出します。
でも室内から考えると・・・普通は大きな窓にしたくなってしまいませんか。しかし、ワンダーデバイスは縦長・均一。
それを決断できたのは、実はログハウスでの経験から。
ログハウスは元々、開口に制限がある建物でした。その条件で採光・通風含めた建物の設計をしていたBESSは、制限されたサイズの窓でも採光と通風が十分にとれる企画に自信がありました。だから、大胆に均一サイズの窓でデザインをつくりながら、室内の採光と通風も満足できる空間提供を実現したのです。

  • 景色を絵のように楽しめる、ピクチャーウインドウ。

  • 窓は均一サイズでしっかりと採光します。