ハンドヒューンログハウスは、ベテランのログビルダーが1棟1棟手づくりをしていくタイプのログハウスです。響きわたるチェーンソーの音、丸太を吊り上げる大型クレーンなど、製造現場は迫力に満ちています。
1.伐採
森の中で良材を選んで伐採されます。 |
2.ピーリング
ピーリング(皮むき)をしたあと、重機で加工作業場まで運ばれます。 |
3.スクライビング
スクライバーと呼ばれるコンパスのようなログハウス加工専用の器具で、下の丸太の曲線を上の丸太に写し取ります。 |
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4.ノッチ加工
チェーンソーを巧みに操り、ノッチ(ログ材とログ材の交差部)の刻みを入れます。 |
5.グルーブ加工
下の丸太との密着度を高めるため、グルーブという溝を刻みます。また、グルーブの幅でログ壁の高さを調節します。 |
6.かみ合わせ調整
丸太をすき間なく積むため、かみ合わせを確認しながら調整します。丸太1本につき数回、積んでは下ろすことを繰り返します。 |
7.ノミ加工
チェーンソーで加工した後のノッチやグルーブの細かい部分は、ノミを使って仕上げていきます。 |
8.サンダーがけ
丸太の表面をきれいに仕上げるためにサンダーがけを行います。 |
9.穴あけ
ログ壁が積み上がったら、通しボルトや電線を通すための穴を開けます。 |
10.細部処理
窓まわりやアーチカットなど、細部の処理を行います。写真は、窓枠を入れる溝を掘っているところ。 |
11.チェック
すべての加工が終わったあと、図面とチェックリストをもとにスタッフが厳重にチェック。問題がなければ、建築現場で組み立てやすいようにログ1本ずつに番号を振ります。 |
12.コンテナ積み込み
ログ材をコンテナに積み込み、出荷します。 |